エッセンシャルオイルの選び方

エッセンシャルオイルって、どうやって選べばいいの?
最近は、かなり手軽にエッセンシャルオイルが手に入るようになりましたね。エッセンシャルオイルの1つ2つ、ディフューザーも、持っている方が多いのではと思います。そんな身近なエッセンシャルオイルですが、選ぶときの注意点をいくつか書いていきたいと思います。

100%天然のエッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルを選ぶ時の大事なこと。それは、100%天然のエッセンシャルオイルであることを確かめることです。ポプリオイルや、希釈されたフレグランスオイルではありません。このブログの各エッセンシャルオイルの紹介でも書いてますが、必ず、以下の記載を確めてください。
精油名、学名、原産地、抽出部位、抽出方法
さらに、輸入元、製造元が書かれている。取扱説明書が添付されていると良いでしょう。

精油名は、メーカーにより様々
精油名は、メーカーによって様々なので、ラベンダーと思って買ったらラバンジンだったということもあります。ラベンダーと記載されていたら、次に学名を確認しましょう。ラベンダーの学名は、Lavandula officinalisまたは、Lavandula angustifoliaです。ちなみに、ラバンジンの学名は、Lavandula hybridaです。ラベンダーは、酢酸リナリルを多く含むので鎮静、リラックス効果が高いのですが、ラバンジンは、カンファーを多く含むので、呼吸器系症状のトラブルに役立ちます。ラバンジンのほうが、ラベンダーよりも精油の採れる量が多いので、安価に使用でき、石鹸などの香料に使われてます。ラベンダーとラバンジンは、似たような香りでも効果に大きな差がありますから、エッセンシャルオイルの購入時は、必ず学名を確認しましょう。

原産地、抽出部位、抽出方法
そんなことまで覚えて買えないと思うかもしれませんが、産地の違いは、香りにも影響します。抽出部位と、抽出方法は、エッセンシャルオイルによってだいたい決まってますので、覚えておくと良いでしょう。ざっくりと覚えるには、だいたいが水蒸気蒸留法です。柑橘系は、圧搾法。アブソリュートと書かれてるものは、溶剤抽出法で、花のエッセンシャルオイルの一部は、溶剤抽出法です。

好きな香りを選ぶ
エッセンシャルオイルを選ぶ時に一番重要です。学名等確認した後に、本当にその香りが好きな香りか判断してください。あなたの鼻だけが頼りです。正解はありません。香りの好みは、人により様々だからです。そして、メーカーによっても香りは違います。

香りは遠くから嗅ぐ
エッセンシャルオイルのテスター瓶のふたをあけて、鼻の近くに持っていって嗅いではいけません。テスターのふたをあけたら、お腹の前辺りに瓶を持ち、もう片方の手で、空気をあおいで鼻に向かって優しく香りを届けてください。エッセンシャルオイルは、希釈して使用するものですから、鼻の近くで瓶から香りを嗅ぐと強すぎて、ウッとなり、エッセンシャルオイル臭い!と、嫌いになってしまいます。本当にもったいないことなので、遠くからふわっと漂う香りを嗅いで、好きな香りを見つけてください。その日の気分で、香りの好みも変わります。前は嫌いと思った香りも、なんだか今日は落ち着くってこともあります。ぜひ、あなただけの香りとの出会いを求めて、好きなエッセンシャルオイルを見つけていただきたいと思います。