ベンゾイン(安息香)Abs.

今日というか昨日、ふと嗅ぎたくなった精油

ベンゾイン。

学名:Styrax tonkinensis

科名:エゴノキ

抽出部位:樹脂

原産国:ラオス

樹脂から揮発性有機溶剤抽出法にて採取された、レジノイドと呼ばれる精油

生活の木のベンゾインは、アルコールにて抽出されて、

モノプロピレングリコールなるもので、25%希釈されています。

 

甘い香りで、バニラの様なと表現されたりしますが、バニラを想像していると、

違います。甘いことは、甘いのですが。

安息香という別名がついている通り安心して息のできる香りとでも申しましょうか。

落ち着く香りです。

 

が、アロマを初めて20年、ほとんど見向きもしてこなかった精油の1つです、、、。

勝手な理由なのですが、溶剤抽出法ということで、多少なりとも揮発性溶剤が

精油の中に残っているかもしれないこと。

既に希釈されていること(100%ピュアではない)。

ということで、好みではなかったのです。

香りも、甘くぼんやりとした感じが、そこまで響かなかったのです。

 

ところが、昨日、精油の本をパラパラとめくって読んでいたところ、目に留まり、

急に嗅ぎたくなったので、早速、生活の木に向かい手に入れてきました。

で、今朝、嗅いでみたのですが、温かく包み込むように甘い香り、

甘すぎるわけでもなく、ほわほわほわと包み込まれる安心感を感じました。

なんか、オレンジとブレンドしたい気分です。

ちょっと、部屋の模様替えで押し入れにしまい込んでしまい手元に

オレンジ精油がないので、すぐにブレンドできず残念ですが。

なんとなく、オレンジの甘さと合わせたら温かく包み込まれる感じが増す気がします。

 

そこで気になるベンゾインの作用を紹介します。

<心への働き>

孤独感や喪失感をやわらげる。

気持ちを明るく盛り上げる。

<体への働き>

関節や気管支の痛みや炎症をやわらげる。

気管支系の痛みを和らげる。

<肌への働き>

あかぎれや乾燥肌に潤いを与える。

 

むむむむむ、孤独なのかな、、、。

このコロナ禍、友人にも会えていないし、実家にも顔をめったに出せません。

知らず知らずに、心が寂しくなっていたのでしょうか。

こういうことがあるから、アロマセラピーって面白いですね。

自分の嗅ぎたい精油を自分が一番解っている。

早く、オレンジオイルを押し入れから出さないとですね。